離婚問題を弁護士に依頼するタイミングとは?

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離婚問題は、子供の親権や養育費、財産分与など、多くの事柄を解決する必要があり、専門的な知識が不可欠です。

では、いつ、どのタイミングで弁護士に相談すればいいのでしょうか?

この記事では、弁護士に依頼するタイミングとメリットについて解説いたします。

離婚問題を弁護士に依頼するタイミングとは?

離婚問題を弁護士に依頼するタイミングは、大きく分けて2つあります。

まず、話し合いがうまくいかないときです。

夫婦間の感情的な対立が激しく、冷静な話し合いができない場合、第三者である弁護士に間に入ってもらうことで、円滑に交渉を進められます。

次に、離婚条件について法的な知識が必要なときです。

財産分与や養育費の算定方法、慰謝料の相場など、専門的な知識がないと適切な判断ができない場合、弁護士に相談することで、自身の権利を守ることができます。

弁護士に依頼するメリット

弁護士に依頼する最大のメリットは、法的知識に基づいた適切なアドバイスを受けられることです。

弁護士は、個別の状況に応じた最適な解決策を提案してくれます。

また、相手方との交渉を代行してくれるため、依頼者は精神的な負担を軽減しながら、冷静に話し合いを進められます。

さらに、離婚協議書や公正証書といった書類の作成もサポートしてくれます。

離婚問題を弁護士に依頼する際の費用

離婚問題を弁護士に依頼する際の費用は、手続きの段階によって大きく異なります。

主な費用の内訳は、依頼時に支払う着手金と、離婚成立や経済的利益の獲得時に支払う成功報酬です。

手続き別の費用の目安として、当事者同士の話し合いである協議離婚の段階で依頼すると総額で40万~60万円程度が相場です。

裁判所を介する離婚調停に移行すると50万~80万円程度、さらに離婚裁判になると80万~120万円程度と高額になる傾向があります。

成功報酬は、獲得した財産や慰謝料などの経済的利益の10%~20%程度が加算されるのが一般的です。

弁護士事務所によって料金体系が異なるため、依頼前に費用の総額や内訳についての見積もりを十分に確認することが重要です。

まとめ

離婚問題は、財産や子どもの問題など、多くの事柄を解決する必要があり、専門的な知識が不可欠です。

夫婦間の話し合いがうまくいかないときや、法的な知識が必要なときには、弁護士に依頼することが有効です。

弁護士に依頼することで、適切なアドバイスを得られることや、離婚条件を漏れなく協議できるというメリットがあります。

離婚問題でお困りの際は、弁護士にご相談ください。